暑い暑い夏がやっと終わりました。
丹波は深い霧に包まれ、野も山も田畑も真っ白です。
この丹波の霧が、美味しい食べ物を育ててくれます。
ようやく小豆も色づきはじめ、収穫が近くなってきました。
青い莢が、だんだんと黒くなり、莢の中の小豆が赤くなると、
小豆の粒が莢から離れ、莢を振るとカラカラと乾いた音がするようになります。
この様な莢を、一さやづつ摘み取ります。
毎日毎日猛暑が続いていますが、夕立もあって小豆も元気を取り戻し、日々大きくなっています。
草も元気になり、今草を取ってあげないと草に負けてしまっては大変と、朝、タオルで顔を覆い、帽子の中によもぎを忍ばせて、長袖に手袋、水筒をもって草取りに出かけ、午前中で、もう汗だくです。
草取りの後で小豆の根元に土を寄せていきます。
随分きれいになりました。
今年の猛暑で、実を付ける野菜は、余り多くは収穫できません。
小豆も花が咲いてくれるか心配ですが、可愛い花が沢山咲いてくれるよう願って頑張っています。
この畑は10年以上、農薬や化学肥料を使わずに、手作りぼかしのみで耕作していたので草もどんどん伸びてきます。
この暑さに負けずに元気に成長してくれるよう願っています。