寒ワラビ 霜が降りた田んぼの土手、足元に目を落として、ゆっくりゆっくり歩いていると、小さなつぶつぶの付いた穂先をくるっと曲げて、10cm程の小さなワラビが立っている。 葉っぱは地面に貼り付いたように、ギザギサの菊の葉みたい。 知らずに歩いていると踏み潰してしまいそう。 どんなに寒くても、時期が来れば芽を出し、凛と立っている。 その姿が好きだ。 ツイート